NEC AileNXに「LASER5 Linux6.0」(Free版)をインストールしました。 |
「LASER5 Linux6.0」(Free版、雑誌の付録) ハードディスクの容量2Gのうち1.3GをWindows95が占めてます。今回もFIPSで分割しようとしたんですけど、なぜかFIPSだと新しいパーティションのサイズとして300MB位しか確保できなかったので、市販ソフトの「PartitionMagic4.0」を使うことにしました。そんで「新規オペレーティングシステムの領域作成」をしようと思ったら、「このディスクは環境設定で保護されてます」とかいうようなメッセージが出てきて作成できません。なんのことかわからんかったんですけど、メニューに「環境設定」という項目があったんでそこを開けて「ハードディスクの保護設定をする」のチェックを外したら作成できました。 オペレーティングシステム用のパーティションはLinux用のファイルシステム「Ext2」で770MB確保し、SWAP用にファイルシステム「FAT」で100MB確保しました。そんで「適用」ボタンを押すと、勝手にMS-DOSモードになってパーティションを作成しはじめたんですけど、途中でエラー。なんか英語のメッセージで「ファイルシステムはDOS用しかダメです」って言われたので、再び「PartionMagic4.0」でオペレーティングシステム用とSWAP用に合わせて820MBをファイルシステム「FAT」で確保した。今度はうまく分割することができました。どうせ後でこの領域を削除するからファイルシステムはなんでもいいんすよね、たぶん。それに、「新規オペレーティングシステムの領域作成」じゃなくても「新しいパーティションの作成」でいいような気がします。 AileNXのCD-ROMドライブは起動ディスクとして使えるのでブートフロッピーを作成する必要はありません。しかし、CD-ROMから起動するためには起動順序をハードディスクより先に設定する必要があります。これはAileNXの場合「スタートメニュー」→「プログラム」→「アクセサリ」の中の「Bios設定」で簡単に変えられます。他のパソコンでも起動直後にファンクションキー(MebiusではF2キー)押したらBios設定画面に入れるのでそこで設定してください。 それではCD-ROMドライブに「LASER5 Linux6.0」のCD-ROMを入れて再起動します。インストール画面がでてきたらじゃんじゃん進んでください。インストールは「カスタム」でよろしく。ディスクのセットアップでは「DiskDruid」を選択します。パーティションの設定の画面になったら、まず「PartitionMagic4.0」で作成した820MBのDOS領域を「削除」します。そんで新しく「LinuxNative」として760MB、「Linux swap」として60MB「作成」します(swapはどんだけ確保したらいいのかよくわかりません)。「LinuxNative」にはマウントポイントを設定しましょう。「/」(スラッシュマーク」1文字だけ入れといてください。本当はもっと細かく分割してマウントポイントを設定したほうがいいみたいなんですけどね。 インストールするパッケージの選択画面がでたら、自分の環境にあわせてプリンタとか適当に選択してください。僕は「C Development」だけ入れました。 ハードディスクへのコピーが終わったらマウスの設定です。タッチパッドを(PS/2)マウスとして見つけてくれます。「3ボタンエミュレート」にチェック入れるのを忘れずに。rootのパスワード設定では画面に文字は表示されません。 今度はモニタの設定です。ここからが僕には全然わかりません。とりあえず「カスタム」を選択しました。次に水平同期周波数の範囲を選択します。ここで許容範囲を超えた数値を選択するとモニタが壊れるらしいです。しかしここでびびって「SVGA,800×600 垂直同期 56Hz」というのを選ぶと、後でXが起動したときに640×480になってしまいました。よくわからんので上から4つめの「SVGA,1024×768 垂直同期 87HZ インターレース, 800×600 垂直同期 56HZ」というのを選ぶことにしました。みなさんが同じの選んでモニタが壊れても僕は責任を負いかねます。自己責任で選んでください。次の垂直同期周波数の範囲は「50-70」を選びました。次の「スクリーンの設定」では、「検出」を選択したらエラーでたんで、「検出しない」にしました。ビデオメモリはカタログ通りに「2mb」を選択。クロックチップの設定は「しない」。クロックの検出は「検出」しても失敗したので「スキップ」。次のスクリーンモードの設定では8bit,16bit,24bitのすべてで「800×600」にチェック入れました。ここで「24bitしか使わんぞい」と24bitにだけチェック入れたら次のXの起動で失敗した。なんか8bitの800×600以下じゃないと起動しないみたいです。次のXの起動で「このメッセージが読めますか」っていうのが綺麗に見えたらOKです。見えてもなんか文字がでかくて汚かったら660×480になってます。もう一度設定しなおしてください。これでとりあえずインストール完了っす。 Linuxが起動してログイン画面が現れたら、上の段に「root」、下の段にインストール時に自分が設定したパスワードを入れてログインします。ふんでデスクトップが表示されてがっくし・・・。やっぱり8bit(256色)なんよね。やっぱり設定が違ったみたいっすね。でも、大丈夫。ネットで入手した同じビデオカード使ってる人の設定ファイルを参考に/etc/X11にあるXF86Configを書き換えるか置き換えるかしたらちゃんと16bitで表示されるのでした。Xの設定ファイルがたくさん置いてあるサイトがあるので探してみてください(手抜き)。詳しくはまたいつか・・・。 まず最初にするべきことは新しいアカウントを作ることです。rootは何でもできて危険なので、普段は新しく作ったアカウントでログインし、必要なときだけsuコマンドでrootになるようにしましょう。下にあるツールバーの一番左の足マークのボタン(windows98ではスタートボタンにあたるのかな)をクリックして、「システム」→「LinuxConf」を選択してください。LinuxConfが起動したら「ユーザーアカウント」を選択して、「追加」ボタンを押します。ログイン名と本名を入れて「受け入れる」ボタンを押します。パスワード入力画面でパスワードを2回入力します。このとき数字も混ぜないと「BAD PASSWORD!」ゆうて怒られます。これで新しいアカウントが追加できたので終了します。終わるときに「未来の日付がなんちゃら」ってでますけど、これはインストールして9時間後には直るらしいのでほっときましょう。 次は音がなるようにしましょう。デスクトップの右端にアイコンが5つありますよね。一番上のパソコンの絵のアイコンを左クリックしてktermを起動させます。そしたらコンソール上で/usr/sbin/sndconfigって打ってください。サウンドの設定画面がでます。「了解」ボタン押します。すると、なんとAileNXではサウンドカードを見つけてくれました(感涙)。そんでなんも設定せんでも音が鳴るようになりました。めでたし、めでたし・・・と思ったんすけどこの文章書くためにもう一度sndconfigを起動したらいきなりフリーズしました・・・。しかたなく強制終了。 気を取り直して、つぎは見た目を変えましょう。せっかくLinux入れたんだから自分でかっこよくカスタマイズしたいっすよね。まずデスクトップでマウスの左ボタンと右ボタンを同時にクリックします。これで3つ目のボタンを押したことになります(インストール時に「3ボタンエミュレート」にチェック入れたでしょ)。するとメニューが現れるので、その中のテーマから好きなの選んでください。僕はL5_Macnewです。やっぱマックはええなあ。 |